おとなの矯正治療について
おとなの矯正治療は「第2期治療」と呼ばれており、こどものときから矯正治療をしてきた方の「仕上げの治療」と、おとなになってから矯正を始める「成人矯正」の2パターンがあります。
矯正治療には、基本的に年齢制限はありません。当院でも、小学生のお子さまから60代の方まで、幅広い年齢層の患者さまの矯正治療を行なってきました。
矯正治療は「ブラケット」と呼ばれる装置を歯に装着します。治療期間中は、3週間から1ヵ月に1回は、ワイヤーの交換や、装置の追加・変更などの「調整」のため、必ずご来院いただきます。定期的にチェックを行なうことで順調に歯を移動して治療を進めるだけでなく、クリーニングも行いお口の中を清潔に保つお手伝いをします。
治療期間は平均で2年から2年半ほどですが、歯並びの程度や、歯の動きなどにもよるため、個人差があります。
矯正装置のご案内
当院ではメタル製に加え、プラスチックやセラミック製の素材で、白や透明など天然歯になじむ色のものや、強度、価格などさまざまな装置のご用意があります。まずは患者さまから色や素材に関するご要望、お仕事やスポーツなどの生活環境、どのようなゴールを目指したいのか、それに予算のご都合についてヒアリングいたします。そのうえで検査結果などと合わせ、治療方法及び矯正器具をご提案させていただきます。
表側矯正

当院ではメタル製に加え、プラスチックやセラミック製の素材で、白や透明など天然歯になじむ色のものや、強度、価格などさまざまな装置のご用意があります。まずは患者さまから色や素材に関するご要望、お仕事やスポーツなどの生活環境、どのようなゴールを目指したいのか、それに予算のご都合についてヒアリングいたします。そのうえで検査結果などと合わせ、治療方法及び矯正器具をご提案させていただきます。
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)

透明なマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)を使った矯正です。透明なので装着していても見えにくく、金属などの装置を使わないため、金属アレルギーの患者さんなどには特に安心です。激しいスポーツをされる方や、取り外しができるためお口の中をいつも清潔に保ちたい方などにおすすめです。
症例によっては、この装置のみでの治療が困難な場合があります。また、歯磨き・食事以外の時間は装置を常に装着していただく必要があります。
裏側矯正(インコグニト)

他人の視線を気にせず矯正治療を行ないたいという患者さまには、裏側矯正(インコグニト)をおすすめします。歯の裏側にブラケットとワイヤーを取り付ける治療となります。そのため、ほかの人からは矯正装置を付けていることがわかりません。
また、歯の裏側は唾液が多く分泌され、歯や歯肉を洗浄する効果があるので、表側に矯正装置をつけるよりも虫歯になりづらいというメリットがあります。
おとなの矯正治療についてよくあるご質問
矯正治療には基本的に年齢制限はありません。当院でも幅広い年齢層の患者さまを診断・治療していますので、気になる方はまずご相談ください。ただし、患者様の口腔環境によって、矯正治療前に前処置が必要なこともございますし、治療の選択肢が限られることもございますので、ご了承ください。
当院では、白色や透明の表側からの矯正装置を取り扱っています。また、表側の装置とホワイトワイヤーの組み合わせも選択できます。そのほか、矯正装置を外からは見えないよう歯の裏側に付ける治療方法もございます。
一度矯正治療を施しても、その後の状況によっては歯並びが戻る場合があります。そうした症状でも再治療は可能です。通常よりも短い期間・範囲で治療を終えられるケースもございますので、ご相談ください。
矯正装置には、マウスピース型カスタムメイド矯正装置のように取り外し可能なものがあり、食事のときだけ外すということも可能です。固定する装置でも食事は問題なくとれますが、食べもののカスが詰まりやすいので、しっかりした歯磨きが必要です。また、チューイングガムやキャラメルなど、器具に粘りつきやすい食べ物は避けていただく必要があります。
治療期間は平均で2年から2年半ほどかかります。ただ、患者さまの歯並びの状態や、治療期間中の歯の動き具合、来院の頻度にもよるため、個人差があります。